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古今東西を問わず、男性に愛される女性像というものがあるらしい。「若く」「健康」「ウエストとヒップの比率が2:3」などらしいが、このように”本能レベル”で愛されるメイクがこの世にはある。それがオードリーヘップバーンのアイメイクだ。
では、オードリーのアイメイクとはどのようなものか?上まぶたをラインとマスカラ&つけまつ毛で強調する・・・まではメイクに興味のある女性なら答えられるだろうが、下まぶたはインサイドに白ラインを入れ、シャドウライン(もちろんマスカラも)でふち取っている。・・・とは、なかなか答えられないだろう。これが「ローマの休日」を含め最もオーソドックスなパターンで、つけまつ毛と下まぶたのシャドウラインが、濃くなるくらいしかあとは変わらない。つまり彼女は色もあまり用いずに「白目を強調」しながら「上>下のバランスの中で目のライン感を強める」ことをしただけだが、ここに”本能レベル”の愛されメイク最大の法則があると同時に、この2つのテクニックには切っても切れない関係があると言える。白目を強調するには、下まぶたのインサイド白ラインだけでなく、下まぶたのライン感を強めるが、そのためには上まぶたを”より強く”する必要がある。
それはなぜか?幼児期の子供に目の絵を描かせると下のようになるが、間もなく少女マンガの「星一杯」の目に取って変わるように、美しい目というのは上まぶたが下まぶたよりも強い。美しい目は(それが素顔であっても)上まぶたが下まぶたよりもまつ毛が多く、二重の線もあり、そのインパクトたるや、2:1や3:1ではなく10:1と言ってもよいくらいのものだ。この『上下バランス』こそが、私はアイメイクの最大の法則と思っている。それは言い直せば、下まぶたを「1」強調すれば上まぶたは「10」メイクしなければならないということであり、また、下まぶたが元々強い人は、上まぶたばかりをメイクするという結果にもなる。
オードリーの目に話しを戻すと、下まぶたにインサイドラインとシャドウラインを入ると ”あっかんべ〜状態”になる。それに負けない上まぶたのメイクとなると、これは相当な濃さが必要になるということだ。さらに、この「上下バランス」を守りながらメイクすれば、濃くても薄くても、ちゃんとナチュラルメイクになるのだから”法則”とは恐ろしい。白目は他の動物に比べて人間が最も発達したパーツである。そのことから知性を表すパーツとなると共に、本来無用の部分であることから、感情を「目で表現する」ために発達したのでは?とも言われ、感情の豊かさを表現するパーツでもある。
オードリーの目はただ大きいだけではない。知性と感情の豊かさを併せもつ”本能レベル”の愛され目である。そしてそのアイメイクを司るのは『上下バランス』という法則テクニックなのだ。
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