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私の育った家庭は、外面は普通の家族。
けれど内実は荒廃しきっていました。そこで私に刷り込まれたものは、「女性になりたくない」という意識。祖母や母といった、私が最も身近に感じていた女性像は余りに受け入れがたく、成長と共に「女」に近づけば近づくほど実父の言動に危険を感じる。「女性であることの喜び」を育むにはまさに劣悪な環境でした。「女性である」ということ以前に、「私は尊厳をもった人間である」という意識を育むことすら、難しい環境でした。
18歳で家を出て、20歳で資格試験をパスして就職。自分の食いぶちを自分で稼げるようになって心底安心した時、押し殺し無きものとしていた過去の記憶に、私は襲われました。溜め込んでいたストレスは私の身体を蝕み、様々な病を負うことになりました。
死を身近に感じた時、そこに転換点がありました。このまま治療をせず死ぬか、血反吐を吐いてでも諦めずに生きるか。――私は生きる事を選択しました。闘病生活は、5年続きました。そして家を出てから9年後、私はありきたりな日常の、変わらない毎日を手に入れていました。人間として生き、生きることを楽しみながら日々を送ることができるようになっていました。ああやっと、心底笑って生活できる。その喜びに浸りながら、いつしか新しい課題を見つけていました。
私は人間として楽しく生きているけれど、"女として"生きてはいない、と。
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私には、自分が女性であるという認識が薄い。男性を異性として認識することがほとんどと言っていいほどない。もちろん、自分が女性であるという事実は知っていましたので、"女性"という役割を表面上演じることはできましたが、心の底から実感しているわけではありませんでした。
「性別」を意識しないことで、相手をただ人間と意識することで、私は手付かずだった恐怖心「女性になるのは嫌だ」を誤魔化していたのです。「女らしく装うことは男に媚を売ることだ」なぜなら女の子らしくすれば、小学生に上がったばかりの頃から祖母に放送禁止用語で罵られてきたから。「女として見られることは怖い」女らしく美しく魅力的になれば、自分の体が危険にさらされてきたから。けれど、「女として魅力的な人は羨ましい」という意識もまた、同時に存在していました。それは私が「女として魅力的になりたい」という望みを持っている証拠でした。「女として魅力的になりたい」という望みは、「人間として魅力的になりたい」と同列に健全な願いです。「嫌だ」「怖い」と思うことは、過去の傷から来る歪みです。その板ばさみになりました。ここで自分の歪みを直さなければ、私は残る一生をずっと板ばさみのまま生きることになる――。残りの人生は、平均寿命で逆算すれば50年以上あります。今までの人生の二倍近い時間を、自分の本心を誤魔化したまま生きるのか?それは、嫌だ!
今の私に必要なもの。それは、女として生きる自信でした。それを得るためには何が必要なのか、考えました。装うことを知らない劣等感は、装い方を知ることで自信に変えられる。女とし扱われることの不安は、女性として尊重されれば解消される。そのようになるためには、どうしたらいいのか?
「自分を美しく魅力的に変化させ、女性であることを楽しむ」
プロのアーティストに一回メイクしてもらって写真をとってもらって「いざとなれば私もこれぐらい!」じゃ足りない、と思いました。「常に自分で自分を魅力的にできる」方法を探さなければ。真っ先に思いついたのは、「メイク技術を習う」でした。そして私はいろいろインターネットを検索し、(たぶんこのページを読んでいる方々と同じように)たまたまルポマルディのサイトを見つけました。同種のサイトとは確実に何かが違う――優しく柔らかい"癒し系"とは一線を画した、力強さと芯の強さを感じました。ココだ。強烈な引力を感じました。"ここには、私の求める何かがある"。
初めてお会いした神田先生は、やはり今まで出会ってきた女性達とは一線を画したエネルギーを持っていました。この人なら、どんな馬鹿らしい小さな望みも、いまさらで陳腐な悩みも、どんなに密度の濃い感情も、受け止めて情熱に変えて、エネルギーとして私に返してくれる。そんな直感がありました。そしてその直感は、確かに正しかったのです。
神田先生は、私の話を全て聞いてくれました。私が"女性として生きる"ために越えなければならない壁の大きさも、説明しなくとも理解してくれていました。「大丈夫、私に任せて!! 一緒に頑張りましょうね!」……それも本心からの言葉だと、不思議に信じることが出来たのです。メイクレッスン第一回、ベースメイク。化粧の基礎の基礎です。一週間の期間をあけて第二回を行う予定でしたが、私の精神状態は大いに乱れました。ただほんの少し女を磨く。それだけなのに私の心は恐怖と不安にさいなまれました。「大丈夫よ。ゆっくり、よーこちゃんのペースでいきましょう。大丈夫よ」SOSを受け止めてくれた先生は、小さな一歩を踏み出した新しい世界に私が慣れるまで、ゆっくりと付き合ってくれました。私が変化する勇気を持ち続けることが出来たのは、神田先生の持つエネルギーに共鳴していたお陰です。
初めてルポマルディを訪れてから、約10ヶ月。ようやく全てのレッスンを終えました。万人向け雑誌では対応しきれない"私個人"を魅力的にするテクニックと共に、笑い話や人生トークを交わしながら、神田先生の強烈なエネルギーを注ぎ込まれた10ヶ月でした。さて、私の何が変わったか?外見は大きく変わりました。久しぶりに会った人には気付かれないほどに。日常的に接している周囲は、変化がゆっくりだったせいもあるのか、あまり変化はありません。モテるようになったか? と言われれば、相変わらず私は鈍感なのでよくわかりません。けれど、周囲や外見が変わることより私にとってもっと重要な、大切な変化がありました。
それは、内面の変化です。人から「綺麗になったね!」と言われた時、まだうろたえてしまうけれど、不安定にはならない。否定的な態度で受け止めることもない。気恥ずかしさと嬉しさがごちゃまぜになって、微笑みもぎこちないけれど、そう、まるで私は今、"女性"として生まれたばかりのような気持ちなのです。新しい世界はとても新鮮で、好奇心を抑え切れません。よちよち歩きでよく転ぶけれど、決して怖くはないのです。私の女性としての成長を、神田先生は見守ってくれることでしょう。時には叱り、時には千尋の谷に突き落としながら(笑)
もし、このサイトを読んで"何か"を感じるなら、その直感を信じて下さい。自分の本能が惹かれるものに、近づいて下さい。変化を望んで下さい。勇気を出して、行動を起こして下さい。そして、ルポマルディの扉を開けてみて下さい。
それはあなたが人知れず望んでいた、新しい世界に通じる扉の一つ。
新しい自分に出会える、チャンスの一つなのです。
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