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30代後半にもなるのに交際歴なし。容姿に対するコンプレックスは子供の頃から。「おもしろ姉御キャラ」で明るく振舞ってはいても、友人の結婚や出産の話を聞くたび、女性として愛されたことのない我が身を振り返って涙にくれることもしばしば。友人たちは「自信を持って」と励ましてくれるけど、いちども好きになってもらったこともなくて、どうやって自信を持てっていうの??
それがルポマルディに通い始める前の私。それでも何か努力しなくちゃ、まずはメイクを習ってみようか、とネットで検索してたどり着いたのがこのサイト。私を強く捉えたのは、神田先生が努力で劣等感を克服されたということでした。静岡在住のため京都まで行くことには迷いがあったのですが、この先生ならメイクの技術だけでなく何かヒントをもらえそうな気がして、ルポマルディのドアを叩くことにしたのです。
それから半年余り。私は6回のメイクアップレッスンを終え、自分に合ったメイクの方法を身につけていました。わたし史上最高にきれいな写真も撮ってもらいました。でも。私の場合はそれだけでは変われなかったのです。私としては最高でも、他の女の子と比べたらやっぱり敵わない…。「魅力ある」なんてたまに褒めてもらうことがあっても、「きれいじゃないからそう言うしかないんだろう」と思ってしまう始末。歪んでいることは頭ではわかっても、心が感じてしまうことはコントロールできない。
だけど、私並みの容姿でも幸せになっている人はきっとたくさんいるはず。だとすると、本当に問題があるのは容姿じゃなくて、心ぐせのほうなのでは…?
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ちょうどその頃、神田先生がヒプノセラピーを始められたのを知りました。「催眠療法」なんてなんだか恐ろしげな名前だし、自分の中の汚いものが出てきちゃったらどうしようという不安もありました。でも、先生を信頼できることはそれまでによくわかっていたし、この心ぐせと向き合うため、思い切って受けてみることにしたのです。
当日はまずカウンセリングでセッションの内容を決めました。私は今の人生の目的や課題を知ることができる過去世に誘導してもらうことにしました。いよいよセッションです。リクライニングチェアにゆったりと座り、時間をかけて呼吸を整え、リラックスしていきます。そして過去世へ。全く意外なことに私は中世ヨーロッパの修道士でした。どうやら捨て子で、家族や外の世界を知らずに育ったらしい。戒律を破って外に妻と子がいたけれど、結局一緒に暮らすことはできないままでした。好きこのんで修道士になったわけではなかったので、心の底では戒律に反発しつつもその気持ちを抑え込み、深いあきらめとともに生きた人生でした。次にハイヤーセルフに会えるよう誘導してもらいました。見えたのはインドの女神のような姿。(体は金色の光の柱と同化してはっきりとはわからなかったけれど。)それは母性そのもので、感じたことがないぐらい安心して思わず涙がこぼれてしまったほど。そして先生がハイヤーセルフに私へのアドバイスを尋ねてくださったとき、私自身の口から出たそのメッセージは想像もしなかったものだったのです。「そのままでいい。容姿も性格もすべて受け入れなさい。そうすればパートナーとも出会える」と。
セッションが終わったときは狐につままれたような感じ。私、自分で作ってない?出来過ぎじゃない?でも考えてみると不思議な一致があったのです。なぜか昔から中世の宗教画が好きだったり、普段は小心者で平和主義なのに、意味のない決まりや理不尽さにはどういうわけか熱く反発したり。もうひとつ、セッション中、回廊に囲まれた修道院の中庭に井戸が見えて、「なんで井戸?」と思っていたのですが、後で調べてみたら修道院には本当にたいてい井戸があるんだそうです!私、修道院なんて行ったこともなければ映画を見たこともないはずなのに…。やっぱり私、修道士だったの?!
そしてハイヤーセルフからのメッセージ。「こんな私だけどこれでいいんだ」、そう思えたのはものごころついて以来本当に初めてでした。そう、やっと私は自分を肯定することができたのです。たぶん、誰にどんなに言われても、自分をそのまま受け入れるなんてことはできなかったでしょう。ヒプノセラピーだったから、誰に強制されるわけでもなく、自分の口から出てきた言葉だったから、頑固な私の心でも受け入れることができたのです。(それに自己肯定できなければパートナーにも会えないので、無理やりでも受け入れなくちゃ(笑))とにかく、たかだか小一時間のセッションなのにヒプノ効果は絶大でした。だって長年の心ぐせから抜け出すきっかけをもらえたのですから。
別の人生の感情を追体験する、という経験は他にもいろいろな気づきを与えてくれました。それまでは自分の人生の「中」でしか考えられなかったけれど、たくさんある人生のひとつ、という「外」からの目で見ることができるようになりました。そうか、それぞれの人生の意味や課題は全然違うんだ。ひとつの価値観で他の人の人生と比べたって意味はないんだ。モテるモテないとか、結婚がいつだとか、そんなことは人と比べてもしょうがない。大事なことは心の深い部分と向き合い、そこに嘘をつかない生き方をすること。それが幸せなんだと信じられるようになったのです。
それから2ヶ月半、私は異動希望を出していました。仕事の内容が合わない気がしてそれまでも悶々としていたのですが、より興味を持てるのは別の職種かもしれないと気づいたのです。なんだかいつになく「しっくり」来るなぁ、よし、この感覚を信じてみよう!と思い切って上司に希望を話しました。今はその部署には空きがなく、結果がどうなるかはわかりません。でも、どうなっても後悔はしないという確信があります。
こんなふうに自分の感覚を信じて行動を起こせたのは、ヒプノセラピーで自己肯定ができたからだと思うのです。そして、一歩踏み出せたことがまたひとつ自信につながっていきます。そう、あれほど欲しかった自信が少しずつ身についてきているようなのです。でもそれは「私って美人♪」というものとは少し違っていました。文字通り、「自分を信じる」という意味での自信です。気づけばもう他人と比べて自分を否定し、卑屈に落ち込むことはなくなっていました。
ヒプノセラピーは魔法のように劇的に現実を変えるわけではないかもしれません。でも少なくとも私の心の有り様は確かに変わりました。今、私は新しいステージに立っているような気がしています。なんだか世界が回り始めたようにさえ感じます。私のように自分でもどうにもならない心ぐせに悩む人にはヒプノセラピーは良い方法だと思います。(全然怖いものでもなかったし^ ^)最近は悩んだり苦しんだりしている人を見ると、「ヒプノ受けてみればいいのに」と思ってしまうほど。きっと何かその人なりの気づきが得られるはずだから…。
最後に、悩めるあなたへ。悩んで得られることもあるけど、ひとりで悩んでいるだけでは前に進めないこともある。まず一歩。それが始まりです。あなたが変わればきっと周りも変わっていく。幸せになる覚悟ができたらルポマルディを訪ねてみてください。きっと神田先生が母のように真剣な温かさで迎えてくれることでしょう。ちょうど私に接してくれるのと同じように…。
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